うつ病の夫の休職中の過ごし方と復職するまで【体験談】

家族のこと

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私の夫は、うつ病で一か月間休職していました。

今はほぼ回復したようで、毎日仕事に行けています。

一か月の休職中は毎日、先が見えなくて本当に不安でした。

今、普通に仕事に行けているのが本当にありがたいです。

そんな夫と私が、休職中にどんな過ごし方をしたのかmemoってます。

あなたの参考になれば嬉しいです。

 

  

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うつ病の夫との休職中の過ごし方をどうするか?

私は30代で二人の子供がいる、専業主婦です。

別のmemoで夫がうつ病になったいきさつや休職にあたって調べたことを書いてます。

うつ病かもしれない夫に妻がとった行動【体験談】

うつ病の夫が休職 収入がなくなる不安を感じた私が調べたこと

 

夫が休職するとき、一番の不安は私が専業主婦だったので、
夫が休むとお金が入ってこなくなることです。

でも、別のmemoで書いたように、
長期の休職になっても傷病手当がもらえてお金の心配はなさそうだったので、
お金のことは気にしないようにしました。

 

夫が休むなら、私が少しでも稼がなくてはいけないから、仕事をさがそうかとも思いましたが、
私は器用ではないので、子供たちの面倒を見ながら仕事をするとなると毎日バタバタして、
イライラするのは目に見えています。

 

そんななか、うつ病で休職中とはいえ夫が家にいると、
「なんで私だけ、仕事して育児して忙しくしなきゃいけないの?」
と八つ当たりしそうなことが、目に見えていました。

 

また、休職直後の夫は起き上がれなくて寝室に閉じこもっていて、
一人にするのが心配だったので仕事で家を空ける気にもなりませんでした。

 

なので、お医者様に休職をすすめられた一か月間は、一緒に家にいて様子を見守ろうと思いました。

一か月で治って仕事に行けるようになれがそれでいいし、
休職が長期になるなら傷病手当ももらえるけれど、お給料よりはもらえる金額が減るので、
私も働かなくてはいけないなと思いました。

 

 

うつ病で休職中の夫の様子

初めの一週間くらいはほとんど寝ていました。

うつ病になって休職する直前まで、睡眠時間が数時間で会社に行っていたので当たり前かもしれませんが、
夫は基本的に体を動かすのが好きなじっとしていられない人なので、かなり異常な状態だったと思います。

 

本当にずっと寝ているので、生きているか心配になってたまに寝室に様子を見にいきました。

そっとドアを開けて、呼吸しているのを確認するとそっとドアを閉める…を何回繰り返したことか。

 

ただ睡眠時間は長かったですが、トイレ・食事・入浴は普通にしていたので、いちおう人間らしい生活はできていたと思います。

 

子供たちもいるので、私はなるべくふだんどおりの生活や態度でいるようにしていました。

 

上の子は小学生なのでパパが毎日家にいるのが不思議だったと思いますが、
「パパはものすごく疲れて病気になっちゃったから、お仕事を休んでる」と伝えてみました。

小学生の子も、片道40分かけて歩いて通学しているので、
「ぼくも疲れてるんだけどな」と思っていたかもしれませんが、
普段とは違う状態のパパに何かを感じたのか、パパが仕事を休んでいることには触れず、
いつもどおり学校に通っていました。

 

私も夫が、このままずっと布団で寝ている状態が続いたらどうしようと思いましたが、
うつ病ことをネットで調べているときに、
病院で先生に
「骨折したら安静にしないと、治るものも治らないですよね。うつ病も同じです。まずはゆっくり休みましょう」
と言われたという話をみかけました。

 

他にも、「無理をすると悪化するので、まずはゆっくり心と体を休ませましょう」
と書いてあったりして、
早く仕事に行けるようになって欲しいと思ってはいましたが、
「今はゆっくり休ませてあげるのが大事」
と自分に言い聞かせていました。

 

最初の一週間くらいはそんな感じでひたすら体を休めていましたが、
夫もだんだん活動できるようになってきました。

うつ病になったと聞いて心配してくれて、夫の兄弟が家に遊びにきてくれたりしました。
(両親には心配をかけるからと、話しませんでした)

 

伸び放題だった庭の木の手入れをしたり、エアコンのフィルターの掃除など
普段できない家のことをしてくれたり、簡単なものですが夕食を作ってくれたりしました。

 

子供たちがいない平日の昼間は、私と夫と二人でカフェにランチに行ったりもしました。

 

とりあえず、普通の生活ができるようになってくると、「早く、仕事に行ったら?」と言いたくなってしまいます。

 

「ランチ行くのだってお金かかるんだよ。
その夕食の鍋のためにかったお肉、けっこういい値段するんだけど…。
お金使った分、ちゃんと復職して働いてね」

と、休職中の夫を責めるような言葉が何度も出かかりました。

 

でも、うつ病は再発しやすいらしく、無理して早めに復職すると、
結局悪化して本当に長期に渡って休まなくてはいけなくなるという記事を目にし、
言いたいことは我慢して夫のやりたいように見守っていました。

 

そんな日々を過ごしていると、「来週から仕事に行こうかな」と夫が言い出しました。

休職した一か月が終わるのは、ちょうど長期連休の直前で、
お医者様的には長期連休明けまで休んだ方がいいのでは?とすすめられましたが、
夫は「そんなに休むと本当に行きたくなくなってしまう」と連休前の復帰を決断しました。

 

そして復職診断書を持って、会社に上司の方と話に行きました。

 

その時に「昇進の話は断りたい。前にやっていた業務に戻りたい」と話したそうです。

 

上司の方も、夫の話を聞いてくれて、昇進せずもとの業務に戻ることになりました。

 

夫は昇進のためのレポート作成が大変な負担になっていたので、しなくていいことになり、
多少悔しい気持ちもあったようですが、ほっとしたようです。

 

 

うつ病の夫が復職

そして復職の日を迎えました。

 

朝、ちゃんと起きられるのか、やっぱり行けなかったと帰ってきたりしないか、とても心配でした。

起きるのは辛そうでしたが、出勤時間に間に合うように起きて、無事に会社に向かいました。

 

出勤したあとも、やっぱり無理だったから帰ると電話がかかってくるんじゃないかとヒヤヒヤしていましたが、
なんとか一日の勤務を終えて帰ってきました。

 

やはり久しぶりの仕事は疲れたようですが、心配した同僚の人たちがいろいろ声をかけてくれたので、
夫も休職明けでやりづらいということはなかったようでした。

 

夫が復職したのは忙しい時期で、帰ってくるのも遅く土曜日も出勤で、
「うつ病で休職明けなのにそんなに忙しくて大丈夫?早めに帰るとかさせてもらったら?」
と言いましたが、
「俺だけ特別扱いしてもらうわけにはいかない」と行って仕事に行っていました。

 

ちなみにその時はまだうつ病の薬を飲んでいる状態で、眠れない時は睡眠薬も飲んでいました。

薬でうつ病の症状を抑えている状態です。

 

ただ通院して二週間ほどでうつの状態が落ち着いてきたので、
薬の量はそれほど増やすことはなかったので、うつの症状としては軽い方だったのかもしれません。

 

「せっかく復職できたのに、また仕事に行けなくなったらどうするの~」と内心かなり心配していましたが、なんとか長期連休に入るまで仕事に行くことができました。

まとめ

今回、夫の休職中言いたいことはいろいろありましたが、わたしはひたすら見守りました。

 

でも一度だけ少し夫のことを責めるようなことを言ってしまったんです。

 

するとその後しばらく、
休職したばかりの頃のような何もできない布団からでられない状態に戻ってしまったんです。

 

やはりうつ病の人を責めるようなことは言ってはいけないんだなと学びました。

ひたすら見守るのは、なかなか辛かったですが、無事に仕事に行けるようになったので本当に良かったです。

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