我が家の小1の子供は、宿題が終わるまでにとっても時間がかかるんです。
といっても普通の公立小学校に通っているので、宿題の量がめちゃくちゃ多いわけではありません。
なんとなく集中できなくてダラダラと時間をかけてやっているんです。
そんな子供が劇的に宿題が早く終わるになった方法が、タイマーで宿題を終えるまでの時間を測ることです。
ここでは、試行錯誤しながら、小1息子がタイマーを使って早く宿題を終わらせられるようになるまでを紹介しています。
宿題終わるまで時間がかかりすぎる子供
我が家の小1息子。
運動神経はいいのですが、ちょっとお勉強系は苦手なようです。
実際、小1一学期の成績表は三段階評価(◎ ○ △)で、△がいくつかありました。
私の勝手なイメージではありますが、小1の一学期って子供のやる気を保つためにも、あまり悪い評価をつけないと思っていたので、△があってショックでした。
長男は、一年生の時は△なんてなかったので、やっぱり小1息子は勉強が得意ではないようです。
勉強が得意ではないせいか、宿題が終わるのもとても時間がかかっていました。
・音読
・計算ドリル1ページ
・漢字練習1ページ
・間違い直し
が終わるまでに一時間かかることもざらにあります。
でも子供は小学校入学までにほとんどひらがなの練習をしていなかったので、字を書くのが遅く時間がかかるのも仕方ないかなと思っていました。
音読もふだんから読み聞かせをしていないので、読むのに時間がかかるのも仕方ないかなと思っていたんです。
しかし、そんな調子で小1の一学期がすぎ二学期になり、わたしは気づきました。
うちの子供は宿題が終わるまでに時間がかかりすぎることに。
やっぱりうちの子供は宿題が終わることに時間がかかりすぎだった
小学校一年生の二学期の授業参観のときに、同じクラスのお母さんたちと悩みを話す機会があり、ほかのお母さんに聞いてみたんです。
「うちの息子は宿題が終わるのに一時間かかりますが、みなさんのお子さんはどうですか?」と。
すると、みなさん優しい方だったので、「一時間もかかるわけないじゃん」とはいいませんが、みんな10分20分くらいでさらっと終わるようでした。
やっぱり宿題が終わるまで一時間もかかるなんて普通じゃないよね、と思った私は、宿題が早く終わりにできるようにいろいろためしてみることにしました。
宿題をやるのに時間がかかる子供に怒ってみた
まずとった方法は、怒ることです。
まあ当たり前ですが、効果はありません。
子供の気持ちとしては、ママに怒られた。ママ怖いというところでしょうか。
怖がらせて「がんばってはやくおわるようにする」と言わせただけで、なんの効果もありません。
宿題が終わるのが遅い子供のとなりに座ってはげましてみた
小学校一年生の最初のうちは、まだ字も上手に読めないしひらがなもちゃんと覚えていないしで一人で宿題をやるのは難しかったので、となりで手とり足取り教えてあげていました。
でもいつの頃からかなんとか自分で宿題をやれるようになってからは、一人でやらせていました。(もちろんわからないと呼ばれれば教えに行っていましたが)
なのでちょっと面倒だけれど、となりに座って励ましながらやらせたら早く終わるようになるんじゃないかと思ってやってみました。
すると、やるはやるんですが、ママがとなりにいることで学校での出来事などを話したくなるらしく、いろいろ話をしてしまうんですよね。
最初は話を聞いてあげていた私も、なかなか宿題がすすまなくて結局怒ってしまいました・・・。
しかも宿題をする夕方の時間て、夕食を作ったりいろいろしたいことがあるんですよ。
子供のとなりで宿題をやるのを見ていると家事がすすまないので私がイライラしてしまうし、結局宿題は終わらないしで効果はありませんでした。
やっと気づいた子供が宿題が終わるのが遅い理由
怒ってもだめ、一隣に座って面倒をみてあげてもだめで、こどもの宿題を早く終わらせることができず、宿題の面倒をみるのがいやになっていました。
そのうちに早く宿題を終わらせる努力をするのが面倒になって、もうほっとくことにしました。
子供は宿題が終わるのが遅いながらもちゃんと宿題はやっていたし、時間がかかって困るのは子供だからなと思ったからです。
そんなある日、子供が宿題終わった〜と算数のプリントを見せにきました。
間違っていないか確認していると、2つ書いていない部分があります。
どうして問題をとばしてしまうの?と思いながらも、「こことここ、書いていないよ」というとすぐに書いていました。
そこで私は思ったのです。
「ん?こんなにはやく問題がとけるなら、なんでプリント一枚やるのに15分とかかかるの?」と。
私は息子が勉強が得意でないから考えるのに時間がかかり、宿題をするのが遅いと思っていたのですが、どうやら違ったようです。
途中でいろいろなことに気をとられるから、宿題をする手がとまってしまい時間がかかっていたのでした。
タイマーで宿題が終わるまでの時間を計ってみた
それにやっと気づいた私は、 タイマーで子供の宿題一つにかかる時間を計ってみることにしました。
なぜそうしようと思ったかと言うと、学校の宿題でかかった時間を計る計算プリントがあったのですが、それはそんなに時間がかからず終わりにできるんです。
計算プリントの内容にもよりますが、一枚を3,4分ぐらいで終わりにできるんですよ。
やっぱり時間を測っているから、短時間で終わりにしたいという気持ちが働くようです。
でも同じようなレベルの計算ドリルの宿題は10分も15分もかかってしまうんです。
計算ドリルの場合は自分で式を書いて答えも書くっていう手間があるので、多少は時間がかかってもしょうがないとは思います。
でもうちの子供の場合は、計算に時間がかかるというより、一つ問題をといたら休んでを繰り返しているから終わるまで時間がかかるというのがわかりました。
そこで、宿題ひとつ終わるのに何分かかるか計らせてみることにしたんです。
すると効果てきめん。
タイマーを使って時間を計ったら、宿題ひとつを5,6分くらいで終えられたんです。
時間を測ることで早く終わらせたいという意識が働いたようでした。
そんなことで、宿題が早く終わるようになるんだと、ちょっと拍子抜けです。
ただ、ひとつの宿題を終わるのは早くなりましたが、次の宿題にとりかかるまでは時間がかかります。
なので次の宿題をするように声掛けは必要でした。
でもダラダラやって一時間以上かかっていた宿題が、30分弱くらいで終わるようになったので、効果バツグンでした。
その後は、宿題をやっている合間や最中に気がちらないように、勉強する机のまわりを片付けたりしました。
集中して宿題を片付ければ、遊ぶ時間が増えるので、そのことを伝えて、早く宿題を終えられるようにこれからも励ましていきます。
まとめ
・子供は宿題の問題が難しくて解くのに時間がかかっている訳ではなく、他のことに気が散って時間がかかっているだけだった。
・タイマーを使って、一つの宿題が終わるまでを測らせたら、早く終わらせようという意識が働き、早く終わるようになった。
・でも、次の宿題にとりかかるのに時間がかかるので声掛けが必要。
うちの子供の場合は、宿題が難しい訳ではなく、気が散って集中して宿題がとけなかっただけなので、タイマーで時間を測ることはとても効果がありました。
いろんなことに気が散ってしまう子の場合、タイマーで時間を計って時間を見える化し、短時間で宿題を終わりにしようという意識をもたせてあげられるといいと思います。
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