熱せん妄になった小学生の体験談 救急車を呼びました

熱せんもう 救急車 子どもの病気

高熱が出た時に現れることのある熱せん妄。

普段の子供とは違う姿に、親としても慌ててしまいますね。

このmemoでは、子供が夜中に熱せん妄になり救急車を呼んだ話を紹介しています。

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熱せん妄になった小学生の体験談 救急車を呼びました

当時8歳になったばかりで、小学校2年生だった我が家の長男が熱せん妄になったときのお話しです。

季節がちょうど秋から冬へと移り変わる11月くらいだったと記憶していますが、寒い日と温かい日が交互にやってくるような気候の時期で、大人でも風邪を引きやすい時期でした。

学校から帰宅した我が家の長男が喉が痛い、身体がダルいと言い始め、風邪だろうと市販の風邪薬を飲ませました。

しかしいつもは食欲旺盛な長男が夕食を食べたくないと言い、リビングのソファーで寝ていました。

しばらく経って長男のおでこを触ると熱があるようでしたので、明日は学校を休ませて病院に連れていかなければならないな。とこのときはまだ私ものんびりと考えていました。

 

熱せん妄が出るまでの流れ

リビングのソファーで寝ていましたが、子供部屋に連れていき、寝かし付けました。

まぁ熱だから寝れば少しは楽になるだろう。と私も軽く考えていました。

そうしている間も熱が下がる気配はなく、体温計で測ってみると39度を超えていました。

さすがにマズいかもしれないと思い、熱を下げるにはとにかく汗をかいてやれば良いかなと考えて、パジャマの上にダウンジャケット、布団の中に電気毛布を入れてとにかく発汗させようと寝かし付けました。

しかし長男は眠れないようで、これだけ着込んでいるのに「寒い」と言います。

電気毛布の上にもう一枚毛布を掛けてやると、少しすると眠りについてくれました。

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熱せん妄が現れる

眠ってくれて一安心だとホッとしていると、長男が何か言い始めます。

「新幹線が走ってる!」と最初は言っていた気がします。

電車が大好きな長男ですから、まぁ寝言だろう。と特に気にしていませんでしたが、長男は立ち上がり「おばあちゃん!」と大声で言います。

ちなみにおばあちゃんとは私の母のことで、数年前に亡くなっています。

これはおかしいと思い、慌てて主人とともに救急車を呼び、病院に搬送されました。

救急車に乗っている間も何か言っていましたが、だんだん呂律が回らなくなり、何を言ってるのか聞き取れないほどになってきました。
救急病院でお医者さんから診察を受けて、そこで初めて熱せん妄という言葉を聞きました。

先生に注射を打ってもらって、「とにかく今日は病院で様子を朝になるまで見ましょう。」ということになりました。

心配で心配で気が気ではありませんでしたが、注射を打ってからは言葉を発することもなくなり、翌朝目を覚ますと長男の言動におかしなところはなく、普通に会話できたので一安心でした。

すぐに帰宅もできて、完全に体調が戻るまで3日ほど掛かったと思いますが、結局、熱せん妄の症状が出たのは病院に行った日の夜だけ、時間にして約1時間弱くらいの間だけでした。

 

その後の長男の様子

その後熱が下がった後は、元気に学校に行き、至って普通に戻って一安心です。

あれからちょうど1年経ちますが、長男は何度か風邪を引いて熱を出すものの、今のところ熱せん妄の症状は出ていません。

しかし39度を越すような高熱を出したときは要注意だと思っているので、手洗いやうがいの徹底、インフルエンザなどの予防接種を受けさせるなど対策はしています。

 

まとめ

熱せん妄はあまり知られていない症状だと思うので、子供が夜中にいきなりいつもと違う行動をすると驚きますよね。

救急車を呼んでいいかどうかは子供の状態にもよると思いますが、このお子さんの場合は病院で様子を見てもらえて良かったです。

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